社会

防犯カメラ・監視カメラに犯罪防止の効果はある? 設置後の事件数は減少している?

おじぞうさん
おじぞうさん
今回は防犯カメラ・監視カメラの効果についてお話ししていきます。
おだんごくん
おだんごくん
さっそくいってみよー!

最近ではよく見かける、防犯カメラ・監視カメラですが、犯罪防止としての効果はどれほどのものなんでしょうか? 自分の行動が見られていると思うと、「気分が良くない」と考えている方もいるでしょう。

実際の被害数の推移を元に、効果を確かめていきましょう。

防犯カメラ・監視カメラの違い

まず、防犯カメラと監視カメラの違いについて説明します。

防犯カメラと監視カメラの違い、それは使用目的です。

防犯カメラは犯罪を防止するために一軒家やマンション、駐車場やスーパー、オフィスの入り口など、目立ちやすい場所に設置して、犯罪を防ぐために使用します。

監視カメラは事件が起きた際に、事件の詳細な映像を取得する目的で設置するカメラです。

また、監視カメラは犯罪が起きたときの情報収集のためだけでなく、地震などの自然災害や交通量測量、河川やダムの水量計測の監視にも使われています。

出典:防犯カメラと監視カメラの違いは?使用目的や設置場所に合わせた選び方|79800円~工事費込み 中央防犯センター

と、「使用目的」によって変わるようです。

防犯カメラ
目立ちやすい場所に設置して、犯罪を防止するための抑止力として使用する

監視カメラ
目立たない場所に設置して、犯罪が起きてしまったときの詳細な映像を元に、事件を解決するためなどで使用する

おだんごくん
おだんごくん
なるほど~! そんな違いがあったんだね!

使用目的こそ違いますが、どちらも犯罪防止、解決という「犯罪への対策」として利用されています。

防犯・監視カメラを設置後の事件数の推移

では、実際に犯罪対策としての効果はどれほどのものなんでしょうか。データを元に確認してみましょう。

 大阪府守口市では、子供や女性を狙った犯罪を防止し、市民の安全を確保することを目的として、通学路等を中心に、同市内全域に無線通信式防犯カメラ1,000台を設置し、28年10月から運用を開始した。29年中の大阪府内の刑法犯認知件数は前年比で12.4%減少した一方、同市内の刑法犯認知件数は前年比で21.7%減少しており、街頭防犯カメラの設置が一定の効果を上げていると考えられる。

出典:第2項 地方公共団体及び民間事業者の取組「(2)街頭防犯カメラの設置」

 

おだんごくん
おだんごくん
設置してから少なくなってることがわかるね!

他にも防犯・監視カメラが犯罪減少に繋がっていることが分かるデータがありますが、簡単に詳細を紹介できるような内容・量ではなかったので、詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。

街頭防犯カメラシステム 警視庁
「街頭防犯カメラシステム整備地区の刑法犯認知件数(各地区運用開始前年から)」

事業番号 新規23-1 平成23年行政事業レビューシート ( 警察庁 )
「街頭防犯カメラ整備パイロット事業の概要」

防犯・監視カメラは犯罪対策として効果的

また、犯罪の防止だけでなく、事件の解決等にも役立っています。

平成29年中に、警視庁本部において録画した533件の映像データを警察署長に提供し、うち339件が検挙活動・事案の立件・解決等へ活用されました。

出典:街頭防犯カメラシステム 警視庁 (映像データの活用状況)

犯罪への意識の高まりも関係しているとは思いますが、防犯カメラ設置後から刑法犯認知件数が軒並み減少傾向にあったり、事件の解決等に利用されているなど、防犯カメラ・監視カメラは犯罪への対策として”効果的”と言えます。

2019年現在では、通学路や街中でもよく見かけるようになりました。さらに2020年の東京五輪に向けて、監視カメラなどセキュリティ関連の市場の拡大が見込まれていますから、より大きな効果が期待できそうです。

おだんごくん
おだんごくん
頼もしいね! もっともっと増えて事件が少なくなるといいよね!

プライバシーの侵害?

犯罪への対策として設置されている防犯・監視カメラですが、中には画像の不正使用等をされないか不安を抱く方、また”誰かに見られている”ということへの不快感を覚える方もいることでしょう。

ですが、「個人情報保護法」「運用などに関するガイドライン」などもあり、厳格な運用がなされています。

「一方的に監視されている」と不安に思わず、「例え周りに人が居なくても守ってくれている」と考えると、頼もしく見えるのではないでしょうか。

おだんごくん
おだんごくん
いつも守ってくれる頼もしいヤツ!!

まとめ

・防犯カメラ・監視カメラは、使用目的によって名前が変わる。どちらも犯罪防止、解決という「犯罪への対策」として利用されている。

・防犯カメラを設置してから、刑法犯認知件数(犯罪の発生が認知された件数)が減少しているデータが多く見つかる。そのことから防犯カメラは犯罪防止に繋がっていることが分かる。

・録画したデータを元に検挙活動・事案の立件・解決等にも活用されている。防犯カメラ・監視カメラは「犯罪への対策」として効果的と言える。

・プライバシーを侵害されていると感じてしまう方がいるかもしれないが、「個人情報保護法」「運用などに関するガイドライン」などの元、厳格に運用されている。犯罪から身を守ってくれる頼もしい存在。

おじぞうさん
おじぞうさん
記事を読む前と後、少しでもこの問題について受け取り方が変わっていれば幸いです。
おだんごくん
おだんごくん
ここまでよんでくれありがとう! またね!!