団子と地蔵とななちかと。
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社会問題

痴漢・えん罪問題で男女が対立!?「えん罪は女のせい!」「痴漢する男が悪い!」

おじぞうさん
おじぞうさん
今回のテーマは「痴漢・えん罪問題で起こっている男女間での対立」についてです。
おだんごくん
おだんごくん
さっそくいってみよー!

対立の原因

痴漢被害・えん罪被害について一部ではありますが「男が~」、「女が~」のように性別でひとくくりにした意見や、異性を敵視するような意見など、過激なものを見かけることがあります。

そのような意見によって、”男女間での間違った対立”が起こっているように感じます。

そんな間違った対立をやめていただくためにも、これ以上広がらないためにも、異性に対する誤解を解くお手伝いができれば、と思います。

対立が起きてしまっている原因は様々ですが、主なものを挙げると↓のようになります。

  • 女性から見た男性への間違った考え
  • 男性から見た女性への間違った考え
  • 「男は~」、「女は~」のように、性別でひとくくりにした意見
  • 少数の意見を、全体の総意と勘違い

では、それぞれを詳しく解説していきます。

女性から見た男性への間違った考え①
「えん罪被害を訴えているのは痴漢」

全ての女性がそう考えているという訳ではありませんが、今まで見かけた一部の意見をご紹介します。

まず、「えん罪被害を訴えているのは痴漢」という勘違いです。

無実の男性がえん罪被害を訴えていたり、嘆いていたりすると、まるで痴漢がえん罪被害を訴えていたり、嘆いていたりするように感じてしまい、「どうせ痴漢でしょ?」と疑ってしまうことです。

故意でなければ法律上は「痴漢」にならないので罪には問われません。

痴漢が最後のあがきとして「自分はえん罪だ!」と主張することが実際にありますので、そういった勘違いをしてしまう要因になっているのではないでしょうか。

おだんごくん
おだんごくん
やってない人も、やった人も同じ言葉を使うから、そう思っちゃう気持ちもわかるかも。
おじぞうさん
おじぞうさん
ですが、えん罪被害は痴漢被害同様、深刻なものです。実際に無実の罪に苦しんでいる被害者がいることを忘れてはいけません。

女性から見た男性への間違った考え②
「痴漢をする男が悪い!」

次に、「痴漢をする男が悪い」という考えです。

「痴漢」が悪いのは明らかですが、「男」という性別は関係ありません。

一部の悪意ある人間が痴漢をしているだけですから、男性=痴漢という訳ではありません。

おだんごくん
おだんごくん
たしかに、痴漢逮捕に協力的な男の人もいるもんね!
おじぞうさん
おじぞうさん
男性の割合が多いのは確かですが、女性の痴漢犯も存在しています。

また、中には「男性は性欲的に、痴漢になり得る可能性があるから」という理由で”痴漢予備軍”として、痴漢と同じような扱いをしている方を見かけました。

確かに女性と男性では性欲に差はあるでしょう。ですが、人間は理性があって分別があります。例え空腹だからと言って、万引きをしたり、食い逃げをしたりはしませんよね?

人間が欲求に素直に従っていたら、もっと多くの様々な被害がでていることでしょう。

「そういった欲求があるから」という理由で予備軍扱いしていては、男女関係なく、人間は全員何かしらの犯罪予備軍になってしまいます。

男性から見た女性への間違った考え①
「それはえん罪ではないのか?」

全ての男性がそう考えているという訳ではありませんが、今まで見かけた一部の意見をご紹介します。

まずは、痴漢被害に対して「もしかしたらそれは、えん罪かもしれない」と疑ってしまい、素直に痴漢被害を受け入れられないことです。

えん罪被害は人生が狂い兼ねないほどですから、敏感になってしまうのも無理はありませんが、「痴漢」は確実に存在し、その犯行理由も「酔った勢い」や「衝動的に」などの軽いもので、多くの人が痴漢被害に遭っていることも頷けます。

おだんごくん
おだんごくん
ホントかどうか分からないけど、痴漢したことを自慢している人も見たりするし・・・。

東京都内での痴漢件数(迷惑防止条例違反)は平成29年の1年間で、約1,750件発生しています。

平成29年中、強制性交等は約170件、強制わいせつは約700件、痴漢(迷惑防止条例違反)は約1,750件発生しました。

出典:こんな時間、場所がねらわれる 警視庁

この数を少ないと取るか、多いと取るかは人それぞれですが、最低でも都内だけでこれだけ事件が起きています。

他都道府県を含めるとそれ以上になり、被害者の年齢や被害内容の性質上、被害届けを出さないという選択をした方も少なくないでしょう。

おじぞうさん
おじぞうさん
確かな被害者数は分かりませんが、実際に痴漢をされて苦しんでいる被害者がいることを、忘れてはいけません。

男性から見た女性への間違った考え②
「えん罪は間違える女性のせい、女が悪い!」

次に、「犯人を間違える痴漢被害者が悪い」「えん罪は間違える女性のせい」など、えん罪に対する怒りを、間違えてしまった女性に全て押しつけてしまう考えです。

えん罪被害では”その場にいただけで巻き込まれてしまった”というような理不尽な場合が多く、時間やお金、信頼や仕事など、生活に直結するものを失ってしまいます。

そんな人生が狂い兼ねないほどの被害ですから、誰かを責めたい気持ちは十分理解できます。

おだんごくん
おだんごくん
ただ巻き込まれただけなのに、一方的に悪者にされるのは納得できないよね!!

ですが、単に「えん罪」といってもその要因は↓のように様々です。

  • 単純に事件に巻き込まれ、痴漢被害者や周りの方に痴漢と間違われてしまう
  • 故意ではない接触を痴漢と勘違いされてしまう
  • 痴漢が行為に及ぶ際、自分とターゲットとの間に人を挟むような形を取り、わざと被害者が犯人を誤認するように仕向ける「犯人によるミスリード」のせいで、痴漢と勘違いされてしまう
  • 主に示談金を目的に、痴漢されたと嘘をつく「痴漢でっち上げ」によって痴漢犯に仕立て上げられてしまう

また、痴漢と勘違いしてしまった方も好きで間違えた訳ではありません。恐怖や動揺などで間違えてしまうこともあるでしょう。

間違えてしまった人を責めても、どうすることもできません。

えん罪被害での一番の問題は、警察の取り調べや裁判などで”やったのか、やっていないのかの真実が明らかにされづらい”という点です。

勘違いしてしまった人が全て悪いのではなく、例え無実でも「えん罪」だと証明しづらい現状に問題があり、そのせいでえん罪被害者は理不尽に苦しめられています。

「男は~」「女は~」のように、性別でひとくくりにした意見

痴漢・えん罪問題では、「男は~」「女は~」のような、性別でひとくくりにしたコメントや意見を見かけることがあります。

性別でひとくくりにされると、無関係な自分まで責められているように勘違いしてしまいがちです。

そういった性別でくくられたような意見が、異性との対立をより深めているように感じます。

主張している本人にはそういった意図が無い場合もありますので、真に受けないようにすることが大切です。

おじぞうさん
おじぞうさん
そういった意見に対して、同じように性別でひとくくりにした意見をぶつけてしまうと、より悪化してしまいますので注意しましょう。

少数の意見を、全体の総意と勘違い

現代ではインターネットに繋がりさえすれば、簡単に情報を発信、取得できる世の中です。ですから、ただの憂さ晴らしでコメントをしたり、心ないことを言ったりする人も残念ながらいます。

インターネットが発達し、どんな人間でもどんな悪口でも発信することができ、その「少数の過激な意見」「全体の総意」のように受け取ってしまうことで、このような間違った対立に繋がってしまいます。

あからさまな煽りや、ただの悪口などは無視するよう心がけましょう。

おじぞうさん
おじぞうさん
数人が同じ主張をしていると、それが”力のある意見”だと勘違いしてしまいやすいので、注意しなくてはいけませんね。
おだんごくん
おだんごくん
それと”スルースキル”も大切だね!

どちらの被害も深刻、間違った対立はやめよう!

痴漢被害・えん罪被害、どちらの被害も深刻です。

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何故このような間違った対立が生まれてしまったのか? その原因は上記の通り”勘違い””誤解”です。

本当に悪い犯人は蚊帳の外で、被害者同士で争っている場合ではありません。

どちらとも被害に対する怒りや、加害者に対する憎しみは理解できますが、それを性別でひとくくりにして怒りをぶつけるような間違った対立はやめましょう。

痴漢がいるからえん罪が起き、えん罪が起きているから、痴漢が減りません。この2つの被害は切り離すことができず、痴漢とえん罪2つで1つの問題です。

つまり、痴漢被害をなくす為にはえん罪被害にも目を向ける必要があり、えん罪被害をなくす為には痴漢被害にも目を向ける必要があるということです。

おだんごくん
おだんごくん
男の人と女の人で力を合わせて、被害が少なくなるように頑張ろう!

どちらか片方の被害だけを注視していてたり、国や機関が対策を講じるのをただ待っていたりしても、いつ自分の身に降りかかってしまうか分かりません。

一人ひとり意識を強く持ち、異常を感じたら声をかけて痴漢に圧力をかけたり、痴漢逮捕に協力したり、進んでえん罪の証人になるなど、何かしらのアクションを起こして、痴漢・えん罪と向き合っていきましょう。

まとめ

「痴漢・えん罪での男女間の対立」要点まとめ
  • 異性に対する間違った考えや認識から、対立が起きてしまっている。どちらとも被害に対する怒りや、加害者に対する憎しみは理解できるが、それを性別でひとくくりにして異性に怒りをぶつけることは間違い。
  • 性別でくくられた偏った意見や過激な意見などは話半分に聞いて、あまり真に受けないように心がける。情報があふれているこの世の中で、必要の無い情報を見極めて無視する”スルースキル”は重要。
  • 痴漢・えん罪問題は2つで1つ。男性も女性も同じ問題と戦っている仲間同士。異性を敵視せず、どちらの被害も少なくなるように協力しあって問題解決に努めていくことが大切。
おじぞうさん
おじぞうさん
この記事を読んで、何か一つでも得たものがあれば幸いです。
おだんごくん
おだんごくん
ここまでよんでくれありがとう! またね!!

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