社会

痴漢・えん罪問題で男女が対立!?「えん罪は女が悪い」「男は全て痴漢」

おじぞうさん
おじぞうさん
今回は「痴漢・えん罪問題で起こっている、間違った対立」について話していきます。
おだんごくん
おだんごくん
さっそくいってみよー!

痴漢被害・えん罪被害について一部ではありますが、「男が~」「女が~」のように性別でひとくくりにした意見や、異性を敵視するような意見など、過激なものを見かけることがあります。

そのような意見によって、”男女間での間違った対立”が起こっているように感じます。

そんな間違った対立をやめていただくためにも、これ以上広がらないためにも、異性に対する誤解を解くお手伝いができれば、と思います。

対立の原因

まず始めに、対立の主な原因を完結に挙げますと、

・女性が陥りがちな間違った考え

・男性が陥りがちな間違った考え

・「男は~」「女は~」のように、性別でひとくくりにした意見

・少数の意見を、全体の総意と勘違い

以上の4つが主になります。では、それぞれを詳しく解説していきます。

女性が陥りがちな間違った考え①
「えん罪被害を訴えているのは痴漢」

全ての女性がそう考えているという訳ではありませんが、今まで見かけた一部の方の意見をご紹介します。

まず、男性がえん罪被害を訴えていたり、嘆いていたりすると、まるで”痴漢がえん罪被害を訴えていたり、嘆いていたりするように感じてしまう”ということです。

故意でなければ、法律上は「痴漢」にならないので罪には問われません。

それをいいことに痴漢が最後のあがきとして、えん罪と主張することが実際にありますので、そういった勘違いをしてしまう要因になっていると思います。

おだんごくん
おだんごくん
本当にやってない人も、やった人もどっちも使うから、そう思っちゃう気持ちも分かるよね。

ですが、えん罪被害は痴漢被害同様、深刻なものです。実際に苦しんでいる被害者がいることを忘れてはいけません。

女性が陥りがちな間違った考え②
「全ての男は痴漢!」

次に、”男全てが痴漢”という考えです。このような意見を持っている方は少数だと思いますが、一部の悪意ある人間が痴漢をしているだけですから、男性=痴漢という訳ではありません。

おだんごくん
おだんごくん
たしかに、痴漢逮捕に協力的な男の人もいるもんね!

中には「男性は性欲的に、痴漢になり得る可能性があるから」という理由で痴漢予備軍として、痴漢と同じような扱いをしている方を見かけました。

確かに女性と男性では性欲は違います。ですが、人間は理性があって分別があります。例え空腹だからと言って、万引きをしたり、食い逃げをしたりはしませんよね?

人間が欲求に素直に従っていたら、もっと多くのさまざまな被害がでていることでしょう。

「そういった欲求があるから」という理由で予備軍扱いしていては、男女関係なく、人間は全員何かしらの犯罪予備軍になってしまいます。

男性が陥りがちな間違った考え①
「それはえん罪ではないのか?」

全ての男性がそう考えているという訳ではありませんが、今まで見かけた一部の方の意見をご紹介します。

まず、「痴漢を捕まえた」という言葉を聞いたとき、”もしかしたらそれは、えん罪かもしれない”と疑ってしまい、素直に痴漢被害を受け入れられないことです。

えん罪被害は人生が狂い兼ねないほどですから、敏感になってしまうのも無理はありませんが、「痴漢」は確実に存在し、その犯行理由も「酔った勢い」や「衝動的に」など、簡単に手が出てしまうほど軽いものが多いです。

おだんごくん
おだんごくん
ホントかどうか分からないけど、痴漢したことを自慢している人も見たりするし・・・。

さらに、東京都内での痴漢件数(迷惑防止条例違反)は平成29年の1年間で、約1,750件発生しています。

平成29年中、強制性交等は約170件、強制わいせつは約700件、痴漢(迷惑防止条例違反)は約1,750件発生しました。

出典:こんな時間、場所がねらわれる 警視庁

この数を少ないと取るか、多いと取るかは人それぞれですが、最低でも都内だけでこれだけ事件が起きています。

他都道府県を含めるとそれ以上になり、被害者の年齢や被害内容の性質上、被害届けを出さないという選択をした方も少なくないでしょう。

確かな被害者数は分かりませんが、実際に痴漢をされて苦しんでいる被害者がいることを、忘れてはいけません。

男性が陥りがちな間違った考え②
「えん罪は間違える女性のせい、女が悪い!」

次に、「犯人を間違える痴漢被害者が悪い」、「えん罪は間違える女性のせい」など、えん罪に対する怒りを、間違えてしまった女性に押しつける考えです。

えん罪被害では男性にとって理不尽な場合が多く、時間やお金、信頼や仕事など、生活に直結するものを失ってしまい、人生が狂い兼ねないほどの被害ですから、誰かを責めたい気持ちは十分理解できます。

おだんごくん
おだんごくん
ただ巻き込まれただけなのに、一方的に悪者にされるのは納得できないよね!!

ですが、単に「えん罪」といってもその要因は数多くあり

・単純に痴漢被害者や、周りの方に痴漢と間違われてしまう

・故意ではない接触を、痴漢と勘違いされてしまう

・間に人を挟んで、少し離れた位置から痴漢行為をし、わざと被害者が犯人を誤認するように仕向ける「犯人によるミスリード」のせいで、痴漢と勘違いされてしまう

・主に示談金を目的に、痴漢されたと嘘をつく「痴漢でっち上げ」

など、さまざまです。

そして、痴漢と勘違いしてしまった方も好きで間違えた訳ではありません。恐怖や動揺などで間違えてしまうこともあるでしょう。

間違えてしまったことは仕方がなく、どうすることもできません。

えん罪の一番の問題は、警察の取り調べや裁判で”やったのか、やっていないのかの真実が明らかにされづらい”という点です。

勘違いしてしまった方が全て悪いのではなく、えん罪だと証明できない現状に問題があり、そのせいで無実の方が理不尽に苦しめられています。

「男は~」「女は~」のように、性別でひとくくりにした意見

痴漢・えん罪問題では、「男は~」「女は~」のような、性別でひとくくりにしたコメントや意見を見かけることがあります。

支離滅裂な内容で、筋が通っていないと分かっていても気になってしまい、記憶に残りがちです。

そういった性別でくくられたような意見が、異性との対立をより深めているように感じます。

書いている本人にそういう意図はなく、ただ「ネタとして」「適当に」発言していることもありますので、あまりにも支離滅裂な内容は真に受けないようにすることも大切です。

おだんごくん
おだんごくん
そのコメントに、「だから男の人は~」「だから女の人は~」って返したら、どんどん悪い方向にいっちゃうもんね。

少数の意見を、全体の総意と勘違い

現代ではインターネットに繋がりさえすれば、簡単に情報を発信、取得できる世の中です。ですから、ただの憂さ晴らしでコメントをしたり、心ないことを言ったりする方も、残念ながらいます。

そういったコメントも簡単に発信、取得できてしまいますから、少数の過激な意見を全体の意見として捉えてしまうことも時にはあるでしょう。

インターネットが発達し、どんな人間でもどんな悪口でも発信することができ、その「少数の過激な意見」を「全体の総意」のように受け取ってしまうことで、このような間違った対立に繋がってしまいます。

あからさまな煽りや、ただの悪口などは無視するよう心がけましょう。

おだんごくん
おだんごくん
”スルースキル”は大切だね!

どちらの被害も深刻、間違った対立はやめよう!

痴漢被害・えん罪被害、どちらの被害も深刻です。

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何故このような間違った対立が生まれてしまったのか? その原因は上記の通り”勘違い”や”誤解”です。

本当に悪い犯人は蚊帳の外で、被害者同士で争っている場合ではありません。

どちらとも被害に対する怒りや、加害者に対する憎しみは理解できますが、それを性別でひとくくりにして怒りをぶつけるような間違った対立はやめましょう。

痴漢がいるからえん罪が起き、えん罪が起きているから、痴漢が減りません。この2つの被害は切り離すことができず、痴漢とえん罪2つで1つの問題です。

つまり、痴漢被害をなくす為には、えん罪被害にも目を向ける必要があり、えん罪被害をなくす為には痴漢被害にも目を向ける必要があるということです。

おだんごくん
おだんごくん
男の人と女の人で力を合わせて、被害が少なくなるように頑張ろう!

どちらか片方の被害だけを注視していても、国や機関が対策を講じるのを待っていても被害は減らず、いつ自分の身に降りかかってしまうか分かりません。

一人ひとり意識を強く持ち、異常を感じたら声をかけて痴漢に圧力をかけたり、痴漢逮捕に協力したり、進んでえん罪の証人になるなど、何かしらのアクションを起こして、痴漢・えん罪と向き合っていきましょう。

まとめ

~伝えたいこと~

・異性に対する間違った考えや認識から、対立が起きてしまっている。どちらとも被害に対する怒りや、加害者に対する憎しみは理解できるが、それを性別でひとくくりにして異性に怒りをぶつけることは間違い。

・性別でくくられた偏った意見や過激な意見などは話半分に聞いて、あまり真に受けないように心がける。情報があふれているこの世の中で、必要の無い情報を見極めて無視する”スルースキル”は重要。

・痴漢・えん罪問題は2つで1つ。男性も女性も同じ問題と戦っている仲間同士。異性を敵視せず、どちらの被害も少なくなるように協力しあって問題解決に努めていくことが大切。

おじぞうさん
おじぞうさん
記事を読む前と後、少しでもこの問題について、受け取り方が変わっていれば幸いです。
おだんごくん
おだんごくん
ここまで読んでくれて、ありがとう! またね!!